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新選組の史実。結成から隊名由来・応募資格・主要メンバーや組織編成・隊服などを解説しています。

新選組あれこれ 第4号

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新選組の組織編成

 

筆頭局長芹沢鴨の暗殺

 

新選組は結成当初、近藤勇のグループと芹沢鴨のグループが中心であり、当初の編制では、組のトップである局長は芹沢鴨近藤勇の2人で芹沢が近藤より上席、副長は新見錦(にいみにしき)、山南敬助(さんなんけいすけ)、土方歳三(ひじかたとしぞう)の3人で、やはり芹沢グループの新見が上席であるなど、芹沢らが存在感を示していました。近藤グループは近藤勇が江戸で開いていた試衛館(しえいかん)道場の門人、食客(しょっかく)らです。一方、芹沢グループは水戸の浪士とされていますが、不明な点が少なくありません。

ところが芹沢は、取り巻きを従えて日頃より商家から強引に借金をし、酒が入ると遊郭で乱暴狼藉を働くなど粗暴な振る舞いが目立ちました。治安を守るべき新選組の局長がこれでは、預かる会津藩としても黙過できず、ついに近藤に芹沢の処分を命じます。かといって処分に芹沢がおとなしく従うはずもなく、下手すると隊内でグループ同士の乱闘にもなりかねません。そこで近藤らは暗殺に踏み切ります。8月18日の政変から1ヵ月後の9月18日夜、酒宴の後、泥酔した芹沢らを斬り、芹沢グループを一掃しました。これを機に、新選組は近藤を局長、土方を副長とする指揮系統を整えていきます。

 

本日は以上です。

 

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